認識能力低下の恐怖

最近、車を運転していた時なんですが、考え事をしていたのでつい赤信号の交差点に進入してしまいそうになりました。同じような経験がみなさんもあるのではないでしょうか?今回のミスで思うところがあるので記事にしていきます。

 

今まで私が車を運転していて「ヒヤッ」としたことを振り返ってみます。一つは駐車場の壁で死角になっているところから子供が飛び出してきた時でした。また交差点で左折をしようとした際に自転車が想定外の死角から横断してきてヒヤッとしたこともあります。夜間、黒っぽい服装をした人の発見が遅れて不意にその人影を認識したときもびっくりしました。これらは事故につながってもおかしくない状況でした。事故につながらなかったのは、認識と反応スピードが間に合ったということです。しかし、私がもっと年を取った状況ならどうでしょうか?考えるととても恐ろしくなりますね。近年、高齢者の方が事故を起こしたというニュースをよく耳にするようになりました。高速道路を逆走するケースも多発しています。しかし、交差点や高速道路の入口などにもわかりづらい場所はあります。車の運転時には瞬時に判断を求められることが多いので、なるべくドライバーの情報処理が少なくて済むようなインフラ整備も目指していかなければならないのかもしれません。

 

今回は車の運転に対して認識能力の低下が及ぼす影響を真剣に考えて頂きたくて記事にしました。最後までご覧になっていただきありがとうございました。

身体からの水分蒸発

今年は梅雨明けから非常に厳しい暑さが続いています。少し動くだけでも汗ばんできますよね。今回は身体の水分蒸発についてのお話です。

 

体温が上がってくるとそれを下げるために、いくつかの方法で身体から熱が放出されます。その内の一つが身体からの水分蒸発になります。水分が体表面から蒸発する際、気化熱により熱が奪われ体温が下がります。また、身体からの水分蒸発は不感蒸散と発汗によって行われます。不感蒸散とは自然に行われている体表面からの水分の蒸発のことで、発汗は文字通り汗をかくことで水分を放出しています。身体からの水分蒸発は気温30℃を超えると大きくなってきて、35℃を超えると汗を大量にかくことになります。なので30℃以下が人間が快適に過ごせる温度だと言えます。ちなみに私の基準になりますが、夏の暑さが32℃までだったら耐えられるのですが、気温が32℃を超えると身体のしんどさを感じます。

 

今回の記事で身体からの水分蒸発について少しだけ理解していただけたと思います。当然、身体から水分が蒸発するのと同時に塩分も失われているので、水分だけでなく塩分補給も必要になってきます。水分が足らなくても塩分が足らなくても脱水を起こしてしまうので気をつけてください。暑い日はまだ続きますが頑張っていきましょう。最後までご覧になっていただきありがとうございました。

院長の世にも不可思議な物語(特別編)

最近、どこかの中学校で給食のなかにゴキブリが混入していたというニュースがありました。食べ物に虫が混入するといったニュースはたまに見かけることがありますよね。みなさんの中にも同じような経験をした方はいらっしゃるのではないでしょうか?今回は30年以上前になりますが、私が少年だった頃のお話です。

 

あの頃も今と同じ夏時分で暑い日でした。「喉が渇いたな」と思っていると、コインランドリーの横に設置されていたかき氷の自動販売機が目にとまりました。ちょうどいいと思い、イチゴ味のかき氷を購入しました。すると、めずらしいことにチョコチップがいっぱい入っていました。ただチョコチップにしては少し小さく、イチゴの種にも見えました。ただ喉が渇いていたので、どっちでもいいやと思い食べ始めました。そして半分ぐらい食べたころになにやら違和感を感じてきたのです。チョコチップにしてはチョコレートの甘味が全くないですし、イチゴの種にしては食感が無さ過ぎたからです。不審に思いよくよく見てみると、チョコチップと思われたものはすべて蟻だったんです。びっくりして自販機に目をやると、蟻の大行列が自販機に向かって行進しており先頭は自販機内部に進入していました。その自販機の仕組みは、お金を入れるとカップが落ちてきて、そこに氷が注がれてからシロップがかけられるといったタイプのものでした。なので内部に進入した蟻がシロップなどのタンクに落ちて、蟻入りかき氷が完成されたのでしょう。結果的に大量に蟻を食べることになってしまい、怒りと悲しみ(蟻を食べさせられたことと当時の自分にとって貴重な小遣いをこんなものに消費してしまったことに対する)でやりきれない気持ちになりました。

 

食品への虫の混入を防ぐことは完全には不可能なので、しょうがない部分はあると思います。しかし精神的な面、衛生的な面からも、食品への異物混入はなんとか防ぎたいですね。みなさんもお気をつけください、次はあなたの番かもしれません・・・。信じるか信じないかは、あなた次第です!

院長の世にも不可思議な物語(中国地方編)

今回は院長が今までに経験したことのない真の恐怖を味わったお話しです。皆さんは都市伝説というものの性質はご存知でしょうか?誰かが最初に言い出した噂話に尾ひれがついて定着するということがほとんどです。例えば、心霊スポットなどでよくいわくつきの物件などと言われるものがありますが、ほとんど共通しているのは「そこで一家惨殺があった」とか「一家無理心中があった」といったいわくになります。しかし調べてみると、その場所でそういった事件はほとんどありません。今回紹介する話に出てくる中国地方B県某所もそうった都市伝説の場所でした。

 

B県の都市伝説をいろいろ調べ情報を集めていた時の事です。都市伝説のいくつかをピックアップして、知人と一緒に現場に行ってみようということになりました。何か所かまわり、最後にたちよったのがある建物でした。その建物は人が住まなくなってずいぶん経っているらしくボロボロの状態でした。建物の中を竹が突き破って生えており、床もところどころ抜けているような状態です。一緒に行った知人は気味が悪いと言って建物に入らなかったのですが、私はせっかく足を運んできたので中を確認しようと思い中を覗き込みました。しかし日中にもかかわらず懐中電灯でもなければ内部の確認が困難なほどの暗さです。建物自体は非常に小さく二部屋ほどの広さしかありません。古い民家のようでした。足元に気をつけながら内部に入ってみると奥に階段があり二階に通じています。私がふと部屋の奥の方に目をやったときに先ほどの階段から理解しがたい音が鳴りました。「ギーッ・・・ ギーッ・・・ ギーッ・・・」と明らかに誰かが階段から降りてくる音です。その瞬間、私の身体は硬直し目は音の鳴った階段を凝視しました。しかし誰も何も階段には存在しないんです。少しの間恐怖で身動きすることができませんでした。パニックになると大けがにつながると思い、なるべく心を落ち着かせながらなんとか建物から脱出しました。

 

後日、建物から音が鳴る理由を調べてみると、建物を構成する各々の部分の材質が違うため気温や湿度の変化で微妙にゆがみ、音が鳴るということみたいです(材質の膨張率の差によって生じる)。しかしその場合の音は「メキッ」とか「パキッ」といった音だと思うのですが・・・。余談ですがこの建物自体は調べた限りでは噂にあるようないわくの事実はありません。しかし、私ははっきりと階段から何者かが降りてくる音を聞いています。これはいったい・・・?信じるか信じないかは、あなた次第です!

院長の世にも不可思議な物語(四国編)

 

今回は院長の世にも不可思議な物語(四国編)ということで、四国地方A県某所での奇妙な体験談です。友人がある心霊スポットの情報を私に教えてくれました。そこは病院の廃墟らしいということだったのですが、なにぶん情報が大ざっぱなものだったので全く場所がわかりませんでした。しかしその廃墟に呼び寄せられたのか、ある夜に車で走行中それらしき建物を見つけたんです。そのときは夜間で相当不気味に感じたということもあり後日、明るいうちに探索することにしました。

 

探索の日、敷地を見回してみるとその建物は木造で庭がありました。そして建物の目前まで進んだ時に異変に気づきました。明らかに建物の中から音が聞こえるんです。それはガサガサといった音ではっきりと聞こえてきました。しかしこの建物内に基本的に人がいることは考えづらく、ついに未知なるものに遭遇したという恐怖が沸き上がってきました。意を決して恐る恐る建物内部に入ってみると猫がいて、その猫がガサガサという音を立てていたのでした。猫は私の姿に気づいた瞬間、びっくりして私の目の前にあったドアに身体をぶつけながら私の横を走り抜けていきました。そのためドアが私の方向に開いてきて、私は顔面をドアで強打しました。建物の異音がいわゆる心霊現象ではなかったのは幸いだったかもしれません。各部屋を確認してみると診察室、レントゲン室、病室などがあったので病院だったのは間違いないようです。しかし、本当の恐怖はこの後にやってきました。最後に確認した部屋には医療廃棄物がゴミ袋に入れられて天井近くの高さまで積み上げられていました。ガーゼや注射針など衛生的にアウトな状態です。それを見た瞬間、身体が病原菌に感染してしまったかのような嫌な気分になりました。

 

探索を終えて家についてからある疑問が頭の中をかけめぐっていました。建物の探索の最中、未使用の注射器が落ちているのを発見していたのですが、落ちていた位置が帰る際には移動していました。私が建物に入ってからは、猫も外に逃げ、私しか建物にいなかったはずなんですが・・・。信じるか信じないかは、あなた次第です!

院長の世にも不可思議な物語(関東編)

最近、急激に気温が高くなり夜間も気温が高いままなので寝苦しい日が続いていると思います。そこで少しでも涼しく感じられるように当ブログで怖い話を紹介していきます(あまり怖くはないが・・・)。今回は私が関東に住んでいたときのお話しです。

 

当時、全国の心霊スポットを紹介しているビデオを見たのですが、その内容中に行くことが可能な比較的近くの場所が紹介されていました。昔、世間を騒がせた連続殺人事件があったのですが、被害者の遺体が遺棄された場所の一つがビデオで紹介された場所だということでした。そこで、この話を後輩に話したところ「じゃあ先輩行ってみましょう」ということになり、肝試し感覚で行くことになりました。ただ、当時は車を持っていなかったので別の後輩に頼み込んで車を出してもらい、私と後輩二人で現場に向かいました。現場につくと車を出した後輩は「気味が悪いのでこの場所から自分は離れます。30分たったらまた迎えに来ます。」と言って私ともう一人の後輩を残して去っていきました。しょうがないので二人で現場を探索することにしました。ビデオの内容によると簡易トイレの付近が遺体の遺棄現場なのですが、どこをさがしても簡易トイレが無いんです。ビデオ自体、結構古い内容だったことと私達と同じように肝試しに来る連中が多かったために簡易トイレを処分してしまったのかもしれません。そうこうしているうちに30分経った頃、後輩が迎えに来て帰路につきました。

 

「何も怖くないじゃないか」とここまで読んでくださった皆さんは思っていることと思います。しかし一つだけ気味の悪いことがおこりました。私たち三人が現場についたと同時にもやが発生したんです。遊び半分でそういった場所に行った私達に対する何かの警告だったのかも知れません。これは私が初めて肝試しをしたときのお話です。信じるか信じないかは、あなた次第です!

関節に水がたまったときの注意点

皆さんは関節に水がたまったことはありますか?その場合にどのような処置をしたでしょうか?今回は関節にたまった水についてのお話です。

 

スポーツなどで関節部分をぶつけたり、変形性膝関節症などで関節付近に水がたまることが多いのですが、水とはいったいどういうものなのでしょうか?関節にたまった水の正式な名称は関節液と言います。関節液の働きは関節が滑らかに動くようにするための潤滑油の働きと、関節間の栄養成分の受け渡しを行うという働きをしています。なのでもともと関節内には関節液は存在しています。身体のトラブルの際に通常より多く関節内に関節液がたまっている状態のことを一般的に水がたまると呼んでいます。なぜ関節内に多量の水がたまってくるのかというと、関節部分で何かトラブルがあるとそれ以上身体に負担が掛からないように、より多くの水を身体が分泌してくれるからです。よく水がたまった場合に水を抜くという処置を聞きますが、上記の通り身体を守るために分泌されている水を抜くのは関節に負担を掛けることになるのでやめたほうがいいです。特に変形性膝関節症の場合は水を抜く回数が多いと膝の変形を助長してしまいます。そもそも水がたまる原因が解決してなければ水を抜いてもすぐに水はたまってきます。

 

では水がたまったときにおこる症状はどのようなものでしょうか?水がたまると痛いのではないかと思われるかもしれませんが、上記のように水は関節を保護する役割なのでそれ自体に痛みをひきおこす成分はありません。しかし、関節内に多量の水がたまってくると関節内が圧迫されるため、関節を曲げた際に周りの筋肉につっぱった痛みが出ることがあります。それでも、水自体は害になるものではないので抜かないほうがいいです。関節の曲げ伸ばしが困難になってきて日常生活に支障をきたすレベルであれば水を抜くという選択肢を考慮するべきかもしれませんが、水がたまったときの処置としてはトラブルの原因に対して治療をおこないながら、圧迫包帯などを利用して自然に水をひかせるという方法がベストではないかと考えています。

 

今回の記事はいかがだったでしょうか?関節内の水を抜くことは基本的によくないということを理解していただけたのではないでしょうか?膝の変形や痛みでお困りならぜひ当院にご相談ください。院長があなたのお悩みを解決します。最後までご覧になっていただきありがとうございました。

スポーツ外傷とスポーツ障害

最近サッカーのワールドカップが始まり盛り上がっていますね。激しく相手とコンタクトする場面も多くみられ、選手は身体を痛めることも多いのではないでしょうか?スポーツによって起きるケガにはスポーツ外傷とスポーツ障害があり意味が全く違ってきます。

 

スポーツ外傷は一度に負荷や外力が働いて引き起こされるトラブルです。例えば身体をぶつけて打撲したとかつまずいて足を捻ったりなどのケガが該当します。それに対してスポーツ障害は繰り返しの動作などの継続した負荷により引き起こされるトラブルです。これは例えばスポーツを継続的にやっていてだんだん腰が痛くなってきたとか、膝が痛くなってきたとかといった場合が該当します。よく知られているスポーツ障害としては疲労骨折、テニス肘、野球肘、オスグッド病、シンスプリントなどがあります。別の言い方をすればスポーツ外傷は急性のケガ、スポーツ障害は慢性のケガと言えるので当然、治療方法やケアの仕方は変わってきます。

 

今回の記事は一般の方は特に意識して覚えていただく必要はありませんが、雑学的に記憶にとどめていただけたらいいのかなと思います。最後までご覧になっていただきありがとうございました。

街の変化について思うこと

私が子供のころから現在に至るまでに街並みは大きく様変わりしてきました。それに伴って生活環境は良くなり利便性は向上してきました。しかし一方で必要以上に人間の手が加わっているように感じることがあり残念に思うことがあります。

 

ある国道沿いの川ではかなりの数のホタルが見られたのですが、去年から街灯が設置されたためホタルの数が減っています。しかしこの場所は民家も近くにほとんどなく防犯の意味もあまりないですし、夜間に人が歩いている場所でもないので街灯の意味がないように思われます。また私の母の実家は和歌山の最南端にあり、すごい田舎になります。目の前の距離に海があり海水浴ができる場所があるのですが、昔は天然の浜で自然を感じることができました。現在は人の手が加わって人工の浜になってしまい、海流が変化して波が低く海水も少し泥っぽい色になっています。この場所はなにもない場所なので観光客がくることもほとんどなく、海水浴をしている人はごくわずかです。こういった場所なので天然の浜のままでよかったのではとやはり思います。全国的にこういった不必要に手が加えられた場所がたくさん存在しているでしょう。もちろん何か理由があって人の手が加えられているとは思いますが・・・。

 

人間の生活の利便性と自然の調和というのはとても難しい問題だと思います。私も今の生活に慣れているので、今より不便な生活はできません。ただあるところで立ち止まって自然環境を守っていく必要があるでしょう。最後までご覧になっていただきありがとうございました。

ホタルの種類

6月も10日を過ぎてホタル観賞には良い時期になりましたが、もうホタル観賞にはいかれましたか?今回はホタルの種類と特徴について書いていきます。

 

代表的なホタルの種類はゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルの3種になります。まず生息場所をみるとゲンジボタルは比較的きれいな川のあたりに生息し、ヘイケボタルは水田などの近くに生息し、ヒメボタルは山や峠に生息しています。最近は水田も少なくなっているのでゲンジボタルが最も観賞しやすいと思います。次に体の特徴にも違いがあるのですが細かいことは置いといて、ゲンジボタルが一番体が大きいということは知っておいてください。最後はホタルの光りかたの違いです。ゲンジボタルは黄緑色の光りで「ピカーン ピカーン」と呼吸をするようなリズムで光り、ヘイケボタルは黄緑色の光りで弱々しく「ホワワワーン ホワワワーン」と光り、ヒメボタルはオレンジ色の光りで「ピカ ピカ ピカ」とストロボをたいたように光ります。

 

このようにホタルの種類によって光り方が違うので、観賞していて受ける雰囲気も随分変わってきます。みなさんも機会があればゲンジボタル以外のホタルも観賞しに行ってみてください(ほとんどの方がゲンジボタルを見に行かれていると思うので)。最後までご覧になっていただきありがとうございました。