街の変化について思うこと

私が子供のころから現在に至るまでに街並みは大きく様変わりしてきました。それに伴って生活環境は良くなり利便性は向上してきました。しかし一方で必要以上に人間の手が加わっているように感じることがあり残念に思うことがあります。

 

ある国道沿いの川ではかなりの数のホタルが見られたのですが、去年から街灯が設置されたためホタルの数が減っています。しかしこの場所は民家も近くにほとんどなく防犯の意味もあまりないですし、夜間に人が歩いている場所でもないので街灯の意味がないように思われます。また私の母の実家は和歌山の最南端にあり、すごい田舎になります。目の前の距離に海があり海水浴ができる場所があるのですが、昔は天然の浜で自然を感じることができました。現在は人の手が加わって人工の浜になってしまい、海流が変化して波が低く海水も少し泥っぽい色になっています。この場所はなにもない場所なので観光客がくることもほとんどなく、海水浴をしている人はごくわずかです。こういった場所なので天然の浜のままでよかったのではとやはり思います。全国的にこういった不必要に手が加えられた場所がたくさん存在しているでしょう。もちろん何か理由があって人の手が加えられているとは思いますが・・・。

 

人間の生活の利便性と自然の調和というのはとても難しい問題だと思います。私も今の生活に慣れているので、今より不便な生活はできません。ただあるところで立ち止まって自然環境を守っていく必要があるでしょう。最後までご覧になっていただきありがとうございました。