院長の世にも不可思議な物語(関東編)

最近、急激に気温が高くなり夜間も気温が高いままなので寝苦しい日が続いていると思います。そこで少しでも涼しく感じられるように当ブログで怖い話を紹介していきます(あまり怖くはないが・・・)。今回は私が関東に住んでいたときのお話しです。

 

当時、全国の心霊スポットを紹介しているビデオを見たのですが、その内容中に行くことが可能な比較的近くの場所が紹介されていました。昔、世間を騒がせた連続殺人事件があったのですが、被害者の遺体が遺棄された場所の一つがビデオで紹介された場所だということでした。そこで、この話を後輩に話したところ「じゃあ先輩行ってみましょう」ということになり、肝試し感覚で行くことになりました。ただ、当時は車を持っていなかったので別の後輩に頼み込んで車を出してもらい、私と後輩二人で現場に向かいました。現場につくと車を出した後輩は「気味が悪いのでこの場所から自分は離れます。30分たったらまた迎えに来ます。」と言って私ともう一人の後輩を残して去っていきました。しょうがないので二人で現場を探索することにしました。ビデオの内容によると簡易トイレの付近が遺体の遺棄現場なのですが、どこをさがしても簡易トイレが無いんです。ビデオ自体、結構古い内容だったことと私達と同じように肝試しに来る連中が多かったために簡易トイレを処分してしまったのかもしれません。そうこうしているうちに30分経った頃、後輩が迎えに来て帰路につきました。

 

「何も怖くないじゃないか」とここまで読んでくださった皆さんは思っていることと思います。しかし一つだけ気味の悪いことがおこりました。私たち三人が現場についたと同時にもやが発生したんです。遊び半分でそういった場所に行った私達に対する何かの警告だったのかも知れません。これは私が初めて肝試しをしたときのお話です。信じるか信じないかは、あなた次第です!