身体からの水分蒸発

今年は梅雨明けから非常に厳しい暑さが続いています。少し動くだけでも汗ばんできますよね。今回は身体の水分蒸発についてのお話です。

 

体温が上がってくるとそれを下げるために、いくつかの方法で身体から熱が放出されます。その内の一つが身体からの水分蒸発になります。水分が体表面から蒸発する際、気化熱により熱が奪われ体温が下がります。また、身体からの水分蒸発は不感蒸散と発汗によって行われます。不感蒸散とは自然に行われている体表面からの水分の蒸発のことで、発汗は文字通り汗をかくことで水分を放出しています。身体からの水分蒸発は気温30℃を超えると大きくなってきて、35℃を超えると汗を大量にかくことになります。なので30℃以下が人間が快適に過ごせる温度だと言えます。ちなみに私の基準になりますが、夏の暑さが32℃までだったら耐えられるのですが、気温が32℃を超えると身体のしんどさを感じます。

 

今回の記事で身体からの水分蒸発について少しだけ理解していただけたと思います。当然、身体から水分が蒸発するのと同時に塩分も失われているので、水分だけでなく塩分補給も必要になってきます。水分が足らなくても塩分が足らなくても脱水を起こしてしまうので気をつけてください。暑い日はまだ続きますが頑張っていきましょう。最後までご覧になっていただきありがとうございました。